貯蓄型の医療保険ってどうなの?

医療保険の中には「貯蓄型」も販売されています。東京海上日動あんしん生命が出している「メディカルKit R」と言う医療保険がそれにあたります。この商品に関しては、私が保険無料相談サービスを利用した際にも、提案をしてくれたFPがいました。

しかも不覚にも最後まで悩んでしまいましたね(笑)ではこの貯蓄型医療保険についてどうなのか?という部分をご説明したいと思います。

まず大きな特徴としては、
①払い込んだ保険料の使わなかった分が戻ってくる
②一生涯の医療保障を加入時のお手ごろな保険料で60歳または70歳から加入しなおす事が出来る
③保障内容に関しても通常の医療保険と変わらない
④特約も充分に用意されている

こんな感じがメディカルKit Rの簡単な説明になります。

どういう事かと言いますと「60歳、または70歳まで支払った保険料が全額戻ってくるタイプの医療保険」という事です。

従来、医療保険と言うのは掛け捨てタイプが主流ですね。もちろん貯蓄型医療保険は毎月の保険料も高くはなるのですが、全額戻ってきますので結局貯金しているのと同じ事!と言うのが最大のセールスポイントになります。

例をあげてご説明してみましょう。

例)30歳の時に月額2880円の保険料で加入したとしましょう。
(日額5000円、払い込み期間は終身払い、所定の受取年齢を70歳とした場合)
■2880円×12ヶ月×40年=1,382,400円を払い込んだ事になります。この金額が70歳の時に返金される!という事なのです。

どうですか?なんかすごく得をした気分になりませんか?

少なくとも私は得をした気分になりました(笑)。ではこれを私が医療保険の加入をした【保険のビュッフェ】で担当をしてくれたFPに質問をしてみました。その回答は以下になります。

「保険会社は保険料を運用して利益を出している業界です。保険金請求をする可能性の少ない60歳、または70歳までは保険料を運用して利益を出す事だけを考えています。そして60歳、または70歳以行は完全に掛け捨て保険になるので、そこからは保険料で収益をあげる事だけを考えた商品なので、正直あまりおいしくないです!毎月支払い保険料を普通に貯金をした方が若干の金利も付くでしょうから良いのではないでしょうか?」

という事をきっぱりと言われました。

なるほどね~と感心してしまいましたね。お客さんは「掛け捨て」という言葉に敏感で嫌がります。これは私もわかっているつもりなのですが、どうしても支払った分が全額戻ってくる!と言われてしまうと「え?」って考えてしまいます。

これが保険会社の作戦という事ですね。ただこの考え方が悪いわけでもないと思います。貯金って、よほどの意思がしっかりしていないとなかなか出来るものでもありません。なので保険という強制力を使って貯金するのも一つかな、と思います。

私も今までたくさんの方に、お金の大切さ、貯金をしっかりとしていきましょう!というお話をしてきましたが、人間と言うのは弱いもので、お金があると使ってしまうものです。

それを強制的に貯める!という事に関しては、貯蓄型医療保険もありかな?というのが最終的な私の結論ですね。ただ医療保険と言うのは、基本的には掛け捨てがメインで考えなくてはいけないと思っています。

万が一の事を考えて保険という金融商品を使ってリスクヘッジをするのですから、日々の生活を圧迫するような保険料を支払ってまで加入するものではないと考えているからです。

貯蓄型医療保険の場合は、どうしても保険料が高くなりますので、その辺りをあなたのお財布と相談をしながら加入を検討するのが良いかと思います。

しかし元保険マンとして恥ずかしい限りですね…やはり勉強不足と言うのは保険マンには致命的です。やはりどんな事でもしっかり勉強しているFPから加入するのが一番ですね、医療保険も。